<3月8日(木)>
・16:30 1年生グローバル・サイエンスコースが、オーストラリアでの海外研修に向けて福井駅東口を出発しました。
このあと途中乗車の生徒を乗せて、関西国際空港からチャンギ空港を経由してブリスベン空港へ向かいます。
<日程(概略)>
・3/8(木)福井駅出発→関西国際空港→
・3/9(金)チャンギ空港→ブリスベン空港→ホストファミリーと対面
・3/10(土)~22日(木)ホームステイしながら現地の高校や大学などを訪問
・3/22(木)ブリスベン空港発
・3/23(金)チャンギ空港→関西空港→福井駅
*随時ホームページで研修の様子をお伝えしていく予定です。
・21:10 8:30に関西国際空港に着きました。今のところ問題ありませんとの連絡が入りました。
*予定通り23:30フライトとのことです。
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<3月9日(金)>
・6:10(日本時間7:10)シンガポール・チャンギ空港に到着しましたとの連絡が入りました。
*長い搭乗で疲れたようですが、わりと元気な子もいます。間もなくブリスベンに向けてフライトですとのことです。
*チャンギ空港発06:55(日本時間07:55)、オーストラリア・ブリスベン空港着16:55(15:55)の予定です。ロングフライトが続きますが、ガンバです!
※Wi-Fi環境などの関係で、ホームページの更新が遅れることもあります。ご了承ください。
・16:45(日本時間15:45)にブリスベン空港に着きましたとの連絡がありました。大きなトラブルはないようです。
<ブリスベン空港にて(諸手続きを済ませたあとです)>
・ホストファミリーとの対面の様子の写真が届きました。みんな笑顔です。
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<3月10日(土)>
・今日と明日は、全員終日ホストファミリーと一緒に過ごす予定になっています。
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<3月12日(月)>
・今日からいよいよ現地の高校での研修が始まりました。オリエンテーションのあとウェルカムパーティーが行われ、セレモニーでは、山野さんがスピーチを行いました。
<朝の様子(皆んな元気そうです)>
<オリエンテーションの様子>
<ウェルカムパーティーのセレモニー/スピーチする山野さん>
<ウェルカムパーティーの様子>
<全体集会の様子>
*明日は、午前中に英語のレッスン、午後から高校の授業(サイエンスクラス)に参加する予定です。
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<3月13日(火)>
・今日は2つのグループに分かれての英語研修と、数人ずつに分かれて主に理科の授業に参加する研修が行われました。
*明日は、仁愛女子高校スペシャルプログラムとして、University of Queenslandとサイエンスワークショップへの訪問が予定されています。
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<3月14日(水)>
・今日は、仁愛女子高校スペシャルプログラムとしてUniversity of Queenslandを訪問し、まず講義室でポケモンのキャラクターと実際の生物の違っている点と似ている点を考察しながら、動植物の生態や形態についての理解を深める講義を受けました。身近な話題からの導入ということもあって、生徒たちは興味深く参加していました。
講師は教師を目指すシンガポール系のポスドクの方で、わかりやすい英語でユーモアもまじえて話してくださいました。
午前中の後半は、4つのグループに分かれてキャンパスツアーに参加しました。4人の学生が各グループを連れてキャンパス内を説明しながら案内してくださるというものです。キャンパスには、どう見ても普通の道路としか思えない道が走っていたり、いくつもの巨大な研究関連施設はもちろん、多くのフードコートやカフェ、映画館までそろっていて、まるで一つの街のようなスケールの大きさに、生徒たちはただただ圧倒されていたようでした。
午後は日本人の女性のポスドクの方から、自分の研究内容についての説明をしていただきました。専門は主に分子生物学で、とくに植物体内のタンパク質のはたらきについての研究内容と成果について説明してくださいました。研究室の様子や、研究結果によっては教科書の中の記述が変わるかもしれないことなど、リアリティーがあり、ライブ感のある話で、生徒たちはかなり引き込まれていました。また、ご本人が、中学校までは普通に日本で暮らしていて、大学も普通に日本の文系の大学に進もうと思っていたこと、父親の香港転勤を機に、必須ではなかったものの、海外に興味があって香港のインターナショナルスクールへの進学を決意したこと、そこで英語で苦労した中で、たまたまわかりやすかったのが生物だったことなどを聞き、生徒たちは研究内容の他の点でも、大きな刺激を受けたようでした。
<最後に大学の前で記念撮影>
*明日は、午前中に英語のレッスンを行ったあと、ブリスベン市内やプラネタリウムの見学を行う予定なっています。
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<3月15日(木)>
・今日は、午前中は2つのグループに分かれて、英語のレッスンが行われました。内容は、20日に行われるプレゼンテーションの練習と、人前で公的なスピーチを行うときのポイントを実習をまじえながらまとめていくというものです。プレゼンテーションの練習では、声の大きさや発音、文の中でどの単語を強調するべきかなど、細かなアドバイスを受け、生徒たちは懸命に取り組んでいました。
公的なスピーチの要点では、ただ言葉を並べるのではなく、人に伝えること、説得力を持たせること、自分を表現することが重要だということを強調され、生徒たちはそれを意識して、自己紹介などの実習を行いました。説明も全て英語で行われるため、飲み込むのに時間がかかることもありましたが、先生が言葉を変えて何度も説明してくださることもあり、その内容に納得して、生徒たちが大きく頷く場面が、何度も見られました。
午後は、バディの生徒たちも一緒に、バスに乗って、Mt Coot-thaという山の中腹にある植物園を訪れました。大きなサボテンなどの日本では見られない植物もあれば、日本風の庭園も整備されている場所で昼食をとり、そのあと併設されているプラネタリウム館に入りました。
プラネタリウムの上演が行われるまでの間、入り口で渡されたワークシートを埋めようと、生徒たちはバディに教えてもらいながら館内の掲示物や展示物を熱心に観覧していました。
プラネタリウムは、星座や南十字星の説明から太陽系の惑星の説明に移り、最後には、太陽系は銀河系のごく一部であり、さらにその銀河系は宇宙に無数に存在する銀河の一つに過ぎないことを大迫力の映像で紹介するもので、生徒たちはバディも含めて、映像が切り替わるたびに歓声をあげたり、ため息を漏らしたりしながら、改めて宇宙の神秘とスケールの大きさに圧倒されたようです。
プラネタリウムの後、少し時間があったので、Mt Coot-thaの頂上にある展望台に行きました。ブリスベンの街を眺望しながら、生徒たちは、バディも一緒に写真をとりあっていました。
*明日は、Moreton Bay Environmental Education Center を訪問する予定です。
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<3月16日(金)>
・今日は朝からモートンベイという港に出かけ、そこからクルーザーに乗って海洋の生物調査を体験する研修を行いました。
クルーザーの中では、まず万一の場合に備えてのライフセービングに関する説明が行われました。今回の研修を案内してくださったのは、2名の男性の方です。日焼けして船を自在に操る様子からは、地元の漁師の方のように見えますが、一昨日に訪問したUniversity of QLDの付属機関である、QLD環境教育センターの職員の方で、大学の教授でもあるそうです。
安全確保についての説明の後、調査のために生物を捕獲する罠を仕掛けてあるポイントをまわり、2カ所目でオスとメスのカニが1匹ずつ引き上げられました。生徒たちは、カニの説明を聞いた後、歓声を上げながらおそるおそるカニに触っていました。カニは2匹とも、もちろん海に戻されました。
その後、クルージングの途中で海に投入してあった大きなプランクトンネットをみんなでひきあげました。
生徒たちが船室の2階に上がってクルージングを満喫している間に、職員の方が船室
の机に実体顕微鏡を並べ、プランクトンネットからビーカーに移した試料液をシャーレに入れて、観察の準備を始めました。生徒たちは、船室が生物ラボに早変わりしているのに驚きながらも、熱心に観察を始めました。
2人で1台の顕微鏡を使い、交互にプランクトンを探しながら観察しました。
記録用のワークシートに見つけたプランクトンをスケッチし、iPadのプランクトン図鑑を使って同定し、自分が見つけたプランクトンの名前を書き込んで行きます。生徒たちは、かわいいと思えるものや気持ち悪いと思うものなど、ときどき歓声を上げながら、様々なプランクトンとその動きに目を凝らしていました。
船室には大きなモニターがあり、自分たちが見つけたプランクトンをモニターで確認することもできます。
そうこうしているうちに、クルーザーはSt Helena Islandという島に着きました。現在は国立公園に指定されていますが、かつてはアボリジニの漁場があったり、輸入されてくる羊の検疫所があったり、また刑務所があったりした場所だったそうです。船を下りて長い桟橋を渡り、上陸しました。
上陸してからさらにかなり歩いたところに、刑務所の跡地があります。
刑務所跡地の展示室のところで昼食をとりました。さっきまで海洋生物の話をしていた環境教育センターの職員の方が、刑務所跡のことについても説明してくださいました。
帰りは、桟橋までの間、浜辺を歩きました。生徒たちは、早速波打ち際に寄り、南太平洋の海の感触を確かめていました。
快晴で、気温は30℃前後まで上がったと思われる中、かなり長時間のクルージングとかなり長い距離のウォーキングをすることになり、生徒たちは随分と疲れた様子でしたが、お陰様で現時点では、生徒が体調不良を訴えることも無く、無事研修を終えることができました。
*明日、明後日は終日ホストファミリーと過ごします。
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<3月19日(月)>
・今日は終日学校で、2つのグループに分かれ、英語のレッスンや理科の授業、及び、現地の理科の授業への参加などが行われました。英語のレッスンでは、先週訪れたプラネタリウムについて、そこで楽しんだこと、学んだこと、そして初めて知った言葉などを紹介するスピーチの実習などがおこなわれました。生徒たちは、先週のことを思い出しながら、電子辞書を片手に、自分のスピーチ原稿を書き、身振り手振りを加えながら、スピーチに臨んでいました。
1つのグループは、3時間目に化学の実験授業に参加しました。反応物の濃度と化学反応の速さの関係を調べる実験です。古い試薬が混ざっていて、上手くいかなかったグループもありましたが、時間の最後には先生の説明を聞いて実験の意味を理解し、生徒たちは納得したようでした。
1つのグループは、4時間目の英語のレッスンで、明日のプレゼンの練習を見ていただきました。何よりも、大きな声で、聴衆を見て、ということを強調されましたが、イントネーションの違いや言葉足らずな点、またスライドの単語のスペルミスなども指摘され、生徒たちは、明日の発表に向けて緊張感も新たに、真剣な様子で臨んでいました。
*明日はいよいよプレゼン本番です。
ちなみに今日はHarmony day といって、現地の生徒が私服で登校してもいいことになっている日だそうです。本校生徒も4人ほど私服で来ました。
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<3月20日(火)>
今日は午前中の2時間に、これが最後となる英語のレッスン、そして3時間目に事実上、半年かけて準備してきた課題研究のプレゼンテーションが行われました。
まず1時間目の前半は、外国の方が、実際に英語でウィルスの増殖に関するプレゼンを行なっている映像を見ながら、使われている単語を拾っていく実習を行いました。生徒たちは、単語を聞き逃さないよう耳を傾けていました。
中には、先生のこれまでの指導を受け、かなり大きな声で発表する生徒もいて、隣の教室で授業をしていた先生から注意を受ける一幕もありました
プレゼン本番は、時間の都合で2会場に分かれて行われました。それぞれ、英語の先生や理科の先生、そして授業の関係で参加の可能なバディの生徒とその他の生徒たち約20人が、聴衆として参加して下さいました。
別の会場では、一通り発表を行い、そのあとで先生が再び発表者と内容を紹介しながら質問を募るという形で進められました。 質問が出ると、戸惑う生徒もいましたが、先生方の助言もいただきながら、懸命に答えていました。 生徒たちは、始まる前はとても緊張していましたが、それぞれにこれまでに教えていただいたことをしっかり踏まえて、最高のパフォーマンスを発揮することができました。 現地の先生方は、スライドも生徒の説明もとてもわかりやすかったと、半ば興奮気味にほめてくださいました。
*明日は仁愛スペシャルプログラム第2弾で、Griffith Universityを訪問する予定です。
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<3月21日(水)>
今日は朝からグリフィス大学の見学に出かけました。グリフィス大学は、先週訪れたクィーンズランド大学と同じ、クィーンズランドの州立大学ですが、学部の種類が多く、キャンパスが何箇所にも分かれて設置されている、マンモス校ということです。今日訪れたのは、ナザンキャンパスという所です。
まず、2つのグループに分かれて、学生の方に案内していただき、キャンパスツアーに出かけました。朝からあいにくの天気で、時折雨が降る中でのツアーとなりました。
ツアーの最後に、キャンパス内にあるエコセンターに立ち寄り、そこでモーニングティーの休憩をとった後、センターのスタッフの方に案内していただいて、周囲の森を散策しました。ユーカリの木が群生しており、樹上で眠っているコアラを観察できるかもしれないということで、生徒たちは懸命に上を見ながら歩きましたが、結局コアラの姿は確認できませんでした。
1年で高さが1センチ伸びるグラスツリーという木も教えていただきました。木の高さのセンチメートルがそのまま樹齢なんだそうです。
再びセンターに戻り、今度はスタッフの方にいろいろなオーストラリアの生き物について教えていただき、また実際に触れさせていただきました。大きな昆虫や、両生類、爬虫類などです。平気で触る生徒、絶対無理な生徒、あまり気は進まないけどせっかくだからと恐る恐る触る生徒など人それぞれでしたが、とても楽しそうでした。
エコセンターを出て、キャンパス内のカフェなどで昼食をとったあと、やはりキャンパス内にあるクィーンズランドマイクローナノテクノロジーセンターを訪れました。センターで行われている研究について、職員の方から説明がありましたが、話の内容がかなり難しく、ISAの現地スタッフの方に通訳してもらいながら進めました。
肉眼では見えない世界の技術の話で、わかりにくい部分もありましたが、最後に生徒の質問から医療分野への応用に話が及び、実際に研究が行われている具体例として、ナノレベルの大きさの針を作ってそれを利用することにより、絆創膏のようなものを貼ってはがすだけて注射ができるようになると聞くと、生徒たちはしきりに感心していました。
その後、大学の講義棟に移動し、学生の方たちとのセッションに臨みました。まず2人の学生がグリフィス大学を紹介するプレゼンをしてくださいました。
その後、5つのグループに分かれて、それぞれのグループに学生が1人ずつ入り、ディスカッションが行われました。テーマその後、5つのグループに分かれて、それぞれのグループに学生が約10分交替で1人ずつ入り、ディスカッションが行われました。 内容は学生によっていろいろで、生徒たちは、お土産のことやお互いの出身地、趣味、興味のあること、プロフィールなど、様々なことについて話し合い、生徒たちは、現地の学生たちとコミュニケーションを深めていました。
*明日はバディとのさよならパーティーのあと、ブリスベン空港から帰国の途につきます。
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<3月22日(木)>
・今日の1時間目はアボリジニの芸術を体験する授業でした。
<ブーメラン型の板に綿棒を使ってドットで絵を描いていきます>
<生徒たちの作品>
・2時間目は、高校のスタッフの方から修了証の授与がありました。
・3時間目はさよならパーティー
普通はセレモニーが先ですが、
<現地の高校代表の挨拶>
<仁愛・堀さんの挨拶>
<現地の高校代表の音楽>
<仁愛生たちもa whole new worldを披露>
<みんなでダンス>
<記念にみんなで写真>
・現地校を出発して「ローンパインコアラサンクチュアリ」を訪れました。
★日本時間16:05(現地時間17:05)ブリスベン空港です。間も無く搭乗です。みんな元気です。との連絡が入りました。
これからシンガポール(チャンギ空港)、そして日本へ向けてのフライトです。
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<3月23日(金)>
・9:20 無事関西国際空港に到着し、現在バスで福井に向かっているとのことです。また、到着時間が予定よりも早まり、14:00前には到着できそうだとのことです、
・10:55 草津サービスエリアに到着。昼食をとって11:10頃出発。南条サービスエリアでトイレ休憩をしたあと、途中下車の生徒を下ろして、13:30頃福井駅東口到着との連絡が入りました。
・12:55頃 南条サービスエリアを通過し、13:40頃到着予定とのことでした。
・13:50頃 福井駅東口に無事到着。全員帰路に着きました。お疲れさまでした。