3月12日(木)商業コース2年生9名とみどりの森グループホームのみなさんで、福井県立美術館にて「ずっとび美術館inFukui」を開催しました。
これはいくつになっても美術館や美術が身近にある社会を目指しつつ、共生を考える活動です。まず、アイスブレイクで生徒たちが描いた絵をグループホームの皆さんに披露し、「どの絵が好きか」、「どんなところが好きか」など小さな品評会を行い、その後、美術館で展示されている「いざ、冒険へ!めくるめく物語の世界~ルネサンスから絵本まで/新収蔵作品展」の絵画を鑑賞するだけでなく、絵を通じて対話を楽しみました。
昭和時代の台所の様子やちゃぶ台での食事の様子などを描いた絵本の挿絵を一緒に鑑賞する中で、冷蔵庫は一般の家にはなかったことや優しいお母さんの表情から利用者さんのお母さんのお話のこと、絵画鑑賞を好きなご主人にもみせたいとご主人とのなれそめ話など、たくさんの対話の中であたたかい時間を過ごすことができました。また、事前に撮影した「糸」「翼をください」「三百六十五歩のマーチ」の歌とメッセージも送り、12月12日に続いて、優しい交流を持つことができました。
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