Eventイベント

仁愛女子高校

夏の野外実習(1年グローバル・サイエンス)

2023/08/03

8月1日(火)から2日(水)にかけて、グローバル・サイエンスコース1年生の「夏の野外実習(フィールドワーク)」が実施されました。

1日目は、県自然保護センターを訪問し、自然観察指導員の方といっしょにセンター周辺の森を歩き、ところどころに見られる植物や昆虫の生態について教えていただきました。生徒たちは、植物の様々な生き残りのための戦略を教えていただき、しきりに感心していました。夜にはセンターに隣接している観察棟で、プラネタリウムの鑑賞と天体観望を行いました。月がとても明るく、星の観察にはあまり良いコンディションではなかったようですが、北陸最大の反射望遠鏡で、白鳥座の二重星アルビレオなどの恒星を、色の違いまではっきりとわかるほどに観察することができました。

2日目は、福井県立大学のあわらキャンパスを訪問し、実習をさせていただきました。ご指導いただいた先生は、ご自身の体験談を交えながら、面白いと思ったことを追求することの楽しさを熱く語ってくださいました。講義の後、炎天のため足早にあわらキャンパスの研究フィールドを見て回り、再び実験室に戻って、小麦と大麦の穂の観察実習を行いました。先生は、各実験台を回り、観察の要点を教えてくださいました。

大変な暑さが続く中での実習となりましたが、生徒たちは、目で見る、手でさわるなど、実際に対象に触れることで、自然についての知識や理解をより深めることができました。お世話になった自然保護センター指導員の山岸様、福井県立大学生物資源学部創造農学科の村井先生をはじめ、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。