7月27日(木)、福井大学において、グローバル・サイエンスコース1年生の「走査型電子顕微鏡(SEM)実習」が行われました。
この実習は、専門的な研究を支える技術を体感することで、理科に対する興味や関心をより深めることを目的として行われます。福井大学の先生方に講師をお願いし、6つのグループに分かれて、3台の電子顕微鏡を使って行われました。観察試料の作成法やSEMの操作法、ディスプレイに映し出される仕組みなどを教えていただきながら、髪の毛や植物、紙、消しゴム、布、金属、鉛筆の芯など、身の回りにあるいろいろなものを観察しました。生徒たちは、ディスプレイに映し出される鮮明なミクロの世界に目を見張りながら、懸命に操作していました。
電子顕微鏡のほかにも、レーザー加工や質量分析といった、様々な技術に触れさせていただき、生徒たちは大いに刺激を受けたようです。ご指導いただいた福井大学の先生方、本当にありがとうございました。