サイエンススプリングセミナー

3月29日（金）、本校校内でグローバル・サイエンスコース新入生対象の「サイエンススプリングセミナー」が開催されました。

午前中は、自分の名前の文字から始まるあいうえお作文による自己紹介や、「にぎやか荘火災のなぞ」というゲームを行ったあと、春休みの課題レポートの発表を行いました。発表は、各自が設定したテーマについて調べ、作成したレポートを、タブレットを用いてスクリーンに投影し、プレゼン形式で行われました。

午後は、生物実験室に移動し、仁愛大学人間生活学部子ども教育学科の西出和彦先生による、課題研究の進め方についての講義を受講しました。まずホヤの解剖を行い、ホヤの内臓全体に対する生殖管の質量の割合を調べる実験から、研究の対象や方法を明確にすることの重要性を確認しました。そのあと、問いを立て、その問いに対する答えを導くために必要な実験を計画し、その結果を考察して結論を導き出す過程を、わかりやすいモデルをもとに疑似体験しました。参加した新入生の皆さんは、調べ学習と課題研究の違いを理解するとともに、自ら考え、実践しながら探求することの楽しさを学びました。