7月27日(火)から28日(水)にかけて、1,2年生グローバル・サイエンスコースの「夏の野外実習(フィールドワーク)」が実施されました。
1日目は、県自然保護センターにおいて、4つのグループに分かれて、自然観察指導員の方といっしょにセンター周辺の森を歩き、ところどころに見られる植物や昆虫の生態、生き残り戦略などについて教えていただきました。生徒たちは、実際に手を触れながら、ユニークな生きものたちの知恵にしきりに感心していました。夜にはセンターに隣接されている観察棟で、天体観望とプラネタリウムの鑑賞を行いました。あいにくの曇天で星を見ることはほとんどできませんでしたが、建物のドーム型天井が開き、北陸最大級の反射望遠鏡が星を探して天井ごと旋回するのを見たり、隕石の実物を手に取ってその重さを感じたりと、生徒たちは驚きの声を上げていました。
2日目は、同じく自然保護センターの施設内で、やはり4つのグループに分かれ、自然観察指導員の方のご指導の下、交代で、実際に触りながら植物の生態について学んだり、思い思いのしおりをつくったり、たまたま開かれていた福井の星空展の写真を観覧したりと、充実した時間を過ごしました。
2日間の野外実習(フィールドワーク)を通して、実際に生きものや岩石などに触れることで、自然についての知識や理解をより深めることができました。お世話になった自然観察指導員の方をはじめ、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。